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European Glass Art

ヨーロピアングラスアート

スタジオ・ピッツォールについて

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サンテ・ピッツォールはミラノ一流のステンドグラス作家でもあり、画家でもあります。ヨーロッパ古典的・伝統的デザインから現代アートにいたるオリジナルデザインは日本の教会でも高く評価されております。特に、聖堂に差し込む採光とのバランスを考えて立体的なイメージを創りあげる優れた技法は、教会装飾としてだけでなく芸術品としても価値のあるものです。

ミラノの聖マリア・デレ・グラツィア大聖堂をはじめ、ヨーロッパの歴史的な大聖堂や公共の建物、著名人の邸宅、そして日本では、田園調布雙葉学園、ホテルグリーンプラザ大阪(西日本最大の本格的ステンドグラス)、日本聖公会聖ルシア教会などに設置されています。

STUDIO PIZZOLは、ステンドグラス作家のSante Pizzol氏によって設立されました。同氏はイタリアのプレラ国立美術アカデミーに学び、一流のステンドグラス工房で研鑽を積んだ後、ミラノに自身の工房を開きました。

また、後進の指導にも熱心で、イタリア北部ボルツァーノのステンドグラス学校の教授を務める傍ら、イタリアのトスカーナ州、スペインのグランハの学校でもステンドグラスの絵付けについての教鞭をとっています。現在、STUDIO PIZZOLは、ミラノ東北の街ミッサリアに工房を構え、Sante Pizzol氏と息子のFabio Pizzoi氏によって意欲的に創作が続けられています。

STUDIO PIZZOLは、伝統的技法から最新の技術までを駆使して、教会、病院、学校等の公共施設、商業施設、個人邸宅を問わず、数多くの作品を手掛け、欧州、日本国内をはじめ世界各国で人々に愛されています。

パックスアーレン株式会社は、四半世紀にわたり、STUDIO PIZZOLの全国代理店として60案件余、150点以上にのぼる作品を日本各地のお客様にお納めしてまいりました。STUDIO PIZZOLの作品は、その柔らかな光と色で、空間を見事に彩ります。

サンテ・ピッツォールの紹介

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サンテ・ピッツォール氏は、1939年ヴェネチア北部のトレヴィーゾで生まれた。彼は幼少時から絵画に強い関心を示し、特に宗教画に特異な才能をひらめかせる。そして彼が16歳の年(1955年)にミラノに出て本格的な絵画と造形美術の勉強に入る。また、ガラス工芸品やステンドグラスの制作研究のために、プレラ・アカデミーで学ぶとともにミラノのカステッロ・フォルツェスコ高等美術学校で研鑽を積む。併せて精神的充足と信仰の面でも長い期間にわたって修行に励む。

現在は、コモ湖畔に理想的なアトリエを持ち、ミラノ市内に大型焼入れ炉を備えた工房を開いている。彼の芸術は、具象と抽象とのバランスが取れ、力強く、曲線や螺旋を駆使し、色を分ける各部分の扱いも巧みである。多色の作品に人物の顔や身体が必要な時も、芸術家として素晴らしい技量を発揮する。サンテ・ピッツォール氏は抽象芸術派、シュールリアリスト、印象派、それに造形美術家の何れのカテゴリーにも分類されない。何故なら、こうした言葉の表現する全てを、彼のステンドグラスは魔術的に統合してしまうからである。彼は人生を謳歌し、豊かな感情表現を楽しむ。

それらが仕事に反映し色と光とを融合させ、作品の主題を引き立てるのである。

技法の種類

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絵付け

単に色ガラスを鉛線(ケイム)で組み合わせたものだけがステンドグラスではありません。
絵付けにより、ステンドグラスの表権力は一気に高まります。特殊な絵具を使用して、ガラス上に微妙な色の変化や複雑な陰影を描きます。
ガラスだけでは表せない、人物の豊かな表情、いきいきとした動植物などが絵付けによって命を吹き込まれます。

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キルンフォームドグラス

ガラス板の上に別の色ガラスを乗せて窯で焼くと、ガラス同士が溶けて一体となります。これがキルンフォームドグラス(Kiln Formed Glass)です。Kilnとは窯を意味します。窯の中で溶け合ったガラスは立体的なグラデーションを生み出します。上に乗せるガラスは、粉末に近いものから比較的大きなガラス片に至るまで様々な種類があります。これらを組み合わせて、風景や抽象的なイメージを描きます。次のURLは、Studio Pizzolが地元ミッサリアの小学校で子供たちと製作した過程を記録した動画で、キルンフォームドグラスの製作工程をよく表しています。
URL:https://www.youtube.com/watch?v=lMTID9YhKgM

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ダルデベール

分厚いガラス板(ダルグラス)をハンマーで砕いて加工することにより、光がそのガラスを透過する際には複雑に屈折し、独特の表情が生まれます。それらを樹脂セメントで組み合わせています。
無骨さと繊細さを併せ持つ、独特の性格を持ったグラスアートです。

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モザイク

絵付けのように描くのではなく、ベースの上にガラス片を固定して図案を表現します。他の技法は基本的に光の透過によりその美しさが際立ちますが、モザイクのベースは光を通しません。
並べるガラス片のテクスチャーによって、作品の味わいが異なってきます。

設置事例のご紹介

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導入までの流れ

STEP01   お問い合わせ

ステンドグラスに興味をお持ちの方、具体的に導入を希望の方専用のお問い合わせ、お見積り依頼フォーム、もしくはお電話(0120-06-7311)よりご連絡ください。ステンドグラスの担当者がご相談を伺います。まずはお気軽にお問い合わせください。

STEP02   ご希望、ご提案

用目的、取付場所、サイズ、イメージ等を伺います。
ご希望、イメージを元にステンドグラス作家によるデザインをご提案いたします。

STEP03   デザインの決定

ご依頼主様のご希望やイメージを元にステンドグラス作家によるデザインを決定いたします。

STEP04   納期・お支払い方法等記載の見積書を提出

納期:デザインやサイズによって異なります。(通常は3ケ月~6ヶ月。航空便使用)

STEP05  ご要望等の再確認・ご注文

お客様のご要望等確認し、お客様がご納得された上で、ご注文させていただきます。

STEP06  納品及び設置

納品及び設置(担当者が設置作業に立ち会います)
※当社はステンドグラスの配達までを手配いたします。
ステンドグラス用のサッシュはお客様でご用意いただき、ステンドグラス設置作業は別途、板ガラス取付業者にご依頼ください。

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